先日、福井県のアンテナショップ（ふくい南青山291）で開かれた、特別な日本酒のペアリングディナーに参加してきました。

　『造り手と語らう、五感で味わう酒蔵めぐりディナー -舟木酒造編-』

この「造り手と語らう」シリーズは、年間を通して月替わりで福井の酒蔵を紹介しているイベント。
有名レストランで経験を積んだ秋山シェフが、実際に蔵元を訪ねて料理を考案し、
日本酒一本一本に寄り添うペアリングを提供してくれるという、なんとも魅力的な企画です

これまで何度か開催されていたのですが、なかなか仕事のシフトと合わず…。
今回はようやくお休みと重なり、念願の参加が叶いました！

■舟木酒造（ふなきしゅぞう）
　https://www.funaki-sake.com/
　福井県福井市大和田町46-3-1

徳川幕末の1866年創業。約150年の歴史を持つ酒蔵です。
代表銘柄「北の庄（きたのしょう）」はご存じの方も多いと思いますが、
実は私、今回が舟木酒造さんのお酒との初めての出会いでした。

この日は、舟木酒造さんの日本酒6種と、
福井の食材を使ったポルトガル＆イタリア料理のペアリングを体験。
もう、最初から最後までわくわくが止まりませんでした。

ペアリングメニュー
　１．五味を楽しむスターター × 北の庄 純米吟醸 ひやおろし
　２．九頭竜鮎のブルスケッタ × 北の庄 さかほまれ 純米大吟醸
　３．舞茸のセモリナ揚げ × 北の庄 久寿龍 純米吟醸
　４．真イカといちほまれのカルドソ × 岡の泉 いちほまれ 純米吟醸生原酒
　５．福井ポークとアサリのアレンテージョ × 富成喜 神力米 純米吟醸 限定二百貫
　６．焼きバナナのジェラートと酒粕クレマ × 北の庄 純米大吟醸 大吟 望

驚いたのが、使われている酒米の豊かさ。
五百万石、さかほまれ、神力、いちほまれ（飯米）、九頭竜、山田錦…と、
すべて異なる米で仕込まれ、それぞれの個性に合わせた温度帯や料理との組み合わせ。
まさに「日本酒の多彩さ」を体感できる時間でした。

特に印象的だったのは、最後のデザートペアリング。
「純米大吟醸 大吟 望」が甘さに負けることなく、
むしろ引き立てあっていて、本当に感動しました。

こうやって、多くの方に福井の日本酒の魅力が広がっていくのが嬉しいですね。

これから新米での酒造りが始まり、蔵も繁忙期に入るとのこと。
今年のお酒も、ますます楽しみです

ごちそうさまでした。

では、今晩もおいしいごはんとお酒を楽しみましょう

おつかれさまです！